2008.03.13 Thursday
「知らなかった」は大いなる損失。大事な情報をとりにいくチカラをつけよう。
こんにちは。カフェグローブ・ドット・コムの矢野貴久子です。女性向けネットメディア、cafeglobe.comをはじめ、ショッピングサイトSELECT Caféを運営しています。
前職は編集者・ライターとして、『Domani』のページづくりにも関わらせていただいたこともあり、私自身とても愛着がある雑誌です! 今回、Web Domaniのワーキングマザー・ジャーナルでコラムを書かせていただけることになりとても嬉しく思ってます。
毎週水曜日に更新していきたいと思いますので、ぜひチェックしてください。
さて、今回のテーマです。倖田來未さんの「羊水が腐る」発言が、ひところマスコミをにぎわせましたが、皆さんはどう思われたでしょうか。私自身はこのニュースを聞いて、やっぱり……という思いを隠せませんでした。
そう、私たちは、自分の身体についてあまりにも知らなさすぎなのです。先ほど書いた通り、会社を立ち上げる前は男性誌、女性誌で健康関連の記事を書くことも多かった私ですら、今回、不妊や高齢出産を経験して「そんなの知らなかった」のオンパレードなのですから。
たとえば、卵子の問題ひとつをとっても下記のようなことにいちいち「そうだったんだ!」の連続でした。
・生理があっても排卵しないことがある。(無排卵月経など)
・卵子の数には限りがあり、昔の女性に比べて一生に産む子どもの数が減っているため、卵子の消費スピードが早い。(妊娠中は排卵がとまるため)
・低用量ピルは避妊だけでなく、不妊治療にも使われる(排卵をとめて卵巣を休ませたり卵子を温存するため)
仕事が忙しいからと何となく先送りしていた妊娠・出産。卵子についての情報を正しく知っていれば、ここまでずるずると先延ばししていただろうか、と悔やまれます。
なので、「羊水が腐る」発言も、私たち女性が、いかに妊娠・出産について正しい知識を持てていないかという側面が大いにあると感じたわけです。
もちろん、教育の問題もあるでしょうし、国の政策としても女性の身体にまつわること、たとえば低用量ピルの認可にしても少子化対策にしても、本質をみているとは思えない。
だとすると、私たちがいまできることは、自分自身で情報をとりにいくこと。そして、何でも疑問や相談事を話せるかかりつけの婦人科医をもつこと。
出産はタイムリミットがあることなので、そうやって選択肢を多くして、自ら選び取っていくこと。それにつきるとつくづく感じています。
Profile
矢野貴久子
出版社、フリー編集者を経て'99年にネットメディア、カフェグローブ・ドット・コムを設立。多忙な30代を経て40代で不妊治療を開始し、'07年11月に45歳で男児出産。'08年2月に職場復帰したばかりの新米ワーキングマザー。その日常は自身のブログ「朝と夜のあいだに」にても執筆中。
http://www.cafeblo.com/asayoru/
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