2008.05.08 Thursday

仕事と家庭が二者択一でない、という言葉

cabiネット.jpg   社団法人 日本広報協会の広報アドバイザーをつとめているご縁で、政府が発行する情報誌『cabiネット』の評価をさせていただく機会がありました。

  実は、こんな機会がなければ、私は『cabiネット』の存在をずっと知らなかったかもしれません。政府広報もまずはこういう情報誌があるという広報から始めたほうがいいのではと強く思いました。

  新幹線駅、空港、病院、図書館、市区町村役場などにおいてあるとのことですが、手に取った記憶はありません。ネットユーザーのみなさんは、サイト上で全ページ読めますのでぜひチェックしてみてください。

  というわけで、こういった公的機関の発行する情報誌は、カタくて読みにくいのではという先入観をしっかりもってページをめくりました。が、随所に読ませる工夫をこらしていて、よく編集されているなあというのが実感でした。テーマによっては少しぼやけて惜しい!と思う号もありますが、いま政府が何を考え取り組んでいるのかのアウトラインがよくわかります。

  たとえば、2008年3月5日号では、タイムリーに食の安全を取り上げ、いま政府が取り組んでいることのほか、生活者に近い視点で食品表示の見方、スーパーでの表示の仕方を実例豊富にわかりやすく取り上げていて、思わずフムフムと読んでしまいます。消費期限と賞味期限の違いなんて知らなかった! という発見もありました。

  2008年3月15日号では興味深い記事を見つけました。
 
  福田内閣メールマガジンが記事になっており、第20号の内容は、「新待機児童ゼロ作戦」。新、がついているのは小泉内閣時代にも「待機児童ゼロ作戦」があったからです。今後3年以内にさまざまな施策をうつそうなんですが、メルマガの内容だけでなく、この「ゼロ作戦」のポイントが図解でわかりやすくまとめられています。こちらから読めますのでぜひ。

  それによると、待機児童の多い地域に対する重点的な支援などについて夏頃を目途に検討するともあります。カフェグローブ・ドット・コムの女性社員も、第二子を出産後、今年4月に復帰予定だったのが保育園に入れず秋以降に伸びてしまいました。これは本当に小さな会社にとっては痛手です。

  仕事と家庭が二者択一ではない社会をつくりあげたい、という福田さんの言葉ですが、単に保育所だけの問題ではなく、多様な働き方を受け入れる企業や社会の仕組みも同時に実現していかないと、です。


Profile

矢野貴久子


出版社、フリー編集者を経て'99年にネットメディア、カフェグローブ・ドット・コムを設立。多忙な30代を経て40代で不妊治療を開始し、'07年11月に45歳で男児出産。'08年2月に職場復帰したばかりの新米ワーキングマザー。その日常は自身のブログ「朝と夜のあいだに」にても執筆中。
http://www.cafeblo.com/asayoru/
カフェグローブ・ドット・コムはこちら
http://www.cafeglobe.com/

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