2008.06.04 Wednesday

働く母こそ、早めに更年期への準備を 

 働く母は、自分の体のことはどうしても後まわしになってしまうとよく言われます。会社勤めをしていれば、年一回の健康診断を受ける機会もあるけれど、それだけではなかなか表面化しない不調もあります。それが、更年期による不調。

 実は先日、NPO法人「メノポーズを考える会」事務局の方々に話を聞く機会がありました。「愕然とした」が正直なところでした。間違いなくプレ更年期である自分自身が、実に中途半端な知識しかないということにです。

 漠然と耳にしていた更年期障害。厳密に言うと、更年期(閉経前後の期間)にエストロゲンという女性ホルモンが減少することで起こるさまざまな体の不調です。加えて心理的な要因や、環境の問題も影響しているといわれます。
ややこしいのは、その症状が人によってさまざまなこと。

 よく知られているのは、ホットフラッシュと呼ばれるほてりやのぼせ、発汗などですが、その他にもめまいや冷え、肩こり、頭痛などの身体的な不定愁訴から、イライラや鬱といった精神的症状まで、その数は一説によると200以上もあるとか! これが、更年期障害をわかりにくくしてしまっている気がしてなりません。

 症状がひどい場合は、家から一歩も出られなくなってしまうこともあるのに、問題は、それがエストロゲンの減少によるもの、ととらえられにくいということです。単に「年のせい」と我慢してしまったり、夫や家族・同僚などは「最近怒りっぽいね」ですまされてしまうこともありそうです。そのために、仕事や家族・人間関係に支障をきたしてしまう例も少なくないとか。

 気になる方は、このチェックリストで、あてはまる項目を確認してみるのもいいかもしれません。
さて、この更年期による不調は、その足りなくなってしまったエストロゲンを補充することでかなり改善されることがわかっています。HRT(ホルモン補充療法)といって、世界では一般的に行われているものですが、日本ではまだまだ認知度が低いといいます。

 知らないからHRTを選択しない、それは本当にもったいないことだと思いました。
まずは、更年期障害に詳しい婦人科のかかりつけ医、パートナードクターを持ち、何か不調があればすぐに受診して相談できることが一番です。

 平均寿命から考えると、閉経してからも30年以上を生きることになるわけで、もちろん、私も50代から80代を、女性らしくというか、とにかくはつらつと生き生きと過ごしたいと切に願っています。そのためにも、早めに婦人科でチェック!は必須ですね。メノポーズを考える会のサイトで、更年期に詳しい医師のリストも見つけたので近々行ってみようと思います。

 また、6/21には、メノポーズを考える会主催のフォーラムも開催されます。個人的には、海原純子先生の心の健康ガイドに興味津々です。骨密度測定や、ピラティス体験、さらには美と健康によいサンプリンググッズ(お土産)も充実でいろいろ試せます。

 忙しいワーキングマザーにとってはひととき自分のこれからを見つめ直せる時間になりそうです。

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今週の貂々さん
私もまったく同じ経験をしました!
いまは、「ぐっすり寝てもらう」ためのおつきあい(接待ともいう)をとことんするほうが効率よいという結論です。

仕事.jpg 


Profile

矢野貴久子


出版社、フリー編集者を経て'99年にネットメディア、カフェグローブ・ドット・コムを設立。多忙な30代を経て40代で不妊治療を開始し、'07年11月に45歳で男児出産。'08年2月に職場復帰したばかりの新米ワーキングマザー。その日常は自身のブログ「朝と夜のあいだに」にても執筆中。
http://www.cafeblo.com/asayoru/
カフェグローブ・ドット・コムはこちら
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