2008.10.15 Wednesday
ひどいネーミング、難解な内容
先日、小さいころから可愛がってもらっている父の友人が「俺たちもう末期高齢者だけど、きっこちゃん(私のこと)は後期高齢出産だな」と苦笑していました。こんなふうに茶化されるほど、後期高齢医療制度にはいいイメージがありませんよね。実は私もかなり怒り心頭です(後期高齢出産と言われたからではなく!)。
ちょうど今日、10/14付の夕刊に、この医療制度の未納問題が取り上げられていました。督促状が来て驚いた人がたくさんいらっしゃるのですね。やっぱり……です。
実は私の父(76歳)のところにも、先日、督促状が届きました。「えええ? 何で督促状? いつ請求来た訳?」と思いつつ、金額を見ると、ひえーという高さ。まだ働いているからだと思うのですが、それほど多くはない年収の約10%も納めなくてはなりません。
慌てて厚労省のサイトを読んでみたのですが、あまりよくわかりませんでした。年齢に関係なく、働いている=現役世代とされ、自分自身の保険料負担もあるので、こんなに保険料が高くなってしまうのか、ととりあえず解釈。もちろん、納得はしていません。
一度、役所に行って納得のいく説明を受けないと……と思っていたところ、この記事。
厚労省のサイト上では皆さんに負担のないようにとか、銀行で支払う手間のないように年金から天引き(これが間に合わなくて一部の市区町村では直接銀行で納める必要があったことのようです。。。)とか、本当に一部のことしか言ってなくて、これじゃあ、督促状が来た人はびっくりするはずです。
そもそもですよ、厚労省のサイトのトップページにいくと「長寿保険制度」としか出ていません。慌てて途中変更したこのネーミング、マスコミはいまもほとんど使っていないように思います。この日経記事をよくよく読んでも、長寿医療制度という文字は見あたりませんでした。
もう怒り心頭。私だって、ネーミングが変わったって知らなければ「また別の制度?」と思います。そしてわかりにくい、かえって誤解を招く説明。
日経の記事では、次期衆院選の立候補予定者も「複雑すぎてどう説明すればいいか」と頭を抱え、廃止を訴える民主党も「あまりに複雑で批判するにも短時間では難しい」という嘆きがあるとも書かれていましたから、我々市民にわかりやすい訳がない!!! それを、行政側は「周知している」との一点張りの厚顔無恥な状況は本当にやりきれないですね。。。
私たちが後期高齢者になるころ、制度はどのようになっているのでしょうか。ウラのウラを読む視点も持って、しっかりウォッチしていかねばです。
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今週の貂々さん
うちは、こんなことしてたりします。
Profile
矢野貴久子
出版社、フリー編集者を経て'99年にネットメディア、カフェグローブ・ドット・コムを設立。多忙な30代を経て40代で不妊治療を開始し、'07年11月に45歳で男児出産。'08年2月に職場復帰したばかりの新米ワーキングマザー。その日常は自身のブログ「朝と夜のあいだに」にても執筆中。
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