2010.01.05 Tuesday

やっと育児側の視点にたてる?

 あけましておめでとうございます。みなさんはどんなお正月でしたでしょうか。
 私は、こんなお正月でした!

 昨日今日と仕事始めの方も多いのではないでしょうか。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、新年早々、子育てする側にとっては明るいニュースがありました。保育所運営、放課後児童クラブ、育児休業給付といった各制度の財源を一括管理して、連携をよくし必要なところに厚くするなど柔軟な制度管理、切れ目のない制度構築を狙うというもの。いままでは、制度によって国、都道府県、市町村、企業など財源もバラバラで連携ももちろんとれていませんでした。

 育児をする側からすれば、「保育園なら8時まで預かってもらえたのに、小学校に行ったら学童保育は5時まで!?」というなんともちぐはぐな問題がありました。

 5時にお迎えでは、フルタイムでは働けないですよね、、、子どもが小学生になると同時に仕事を辞めるか転職か、もしくはベビーシッター代を捻出するのかという選択を迫られるわけです。

 財源一元化することで、地域差も解消できるといいなと思います。保育所にしても、放課後児童クラブにしても、地域によっても閉所時間が違うのですよね。

 これに幼保一体化も進んでくれれば、、、です。

 実現までには調整が大変そうではありますが、育児をする側の立場にたって、ゼロ歳から小学校卒業まで本当に使えるサービスになっていないと、それこそムダです。

 もうひとつ、政府が介護、保育の起業家を支援するというニュースもありました。
 有望プランには、1年間で最大300万円を支給するそうです。

 こういったソーシャルアントレプレナー(社会起業家)を育てる仕組みは大事ですね。

 政府側に望みたいのは、「有望かどうか」を判断する側に、きちんとした鑑識眼というかスキルをもった人を揃えてほしいこと。

 また、熱意はあるが、起業プランを描くスキルをもっていない人をきちんと支援して起業に導いてほしいこと。

 この2つでしょうか。話題になった事業仕分けも、やっていることは間違いないと思っていますが、鑑識眼というところでは、難しかったですよね。議論が成り立ちにくい。とくに科学技術の分野では……。

 研究内容がわかり、ビジネスとしての有用性を見抜き、必要かどうか判断できる人。
 研究だけ、ビジネスだけ、ということではなくて、どちらの知識をももった人材が必要なのですね。

 こうして考えていくと、こういった人材の育て方、ということも視野に入れなくてはいけないのかもしれません。

 経営の現場では、痛感していることではありますが……なかなか難しいものです。


Profile

矢野貴久子


出版社、フリー編集者を経て'99年にネットメディア、カフェグローブ・ドット・コムを設立。多忙な30代を経て40代で不妊治療を開始し、'07年11月に45歳で男児出産。'08年2月に職場復帰したばかりの新米ワーキングマザー。その日常は自身のブログ「朝と夜のあいだに」にても執筆中。
http://www.cafeblo.com/asayoru/
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